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石山本願寺と大阪 |
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明応5年(1496)、本願寺第8代宗主蓮如はこの地に坊舎を築き、坊舎を中心に土居と掘りを巡らせた「六町の溝」といわれる寺内町を形成した。天文元年(1532)に山科本願寺からこの地に移り本願寺教団の中心となった。
寺内町は、当時の堺と並ぶほどの繁栄をし六町2千軒に及ぶ町家が建ち、商人や町人が生活。武装門徒による難攻不落の城郭として織田信長も手を焼いた。
信長亡きあと秀吉が本願寺大坂城を基礎に豊臣大坂城を築く。 |
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蓮如上人碑 袈裟懸の松 |
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京都・山科本願寺が法華宗徒に焼き討ちされたため、この地大坂に本願寺を移す当時、「家の一軒もない畠ばかりの地で虎狼の棲むところ」(『拾塵記』)であった。造成時、蓮如上人が袈裟を懸けて宗派が栄えることを祈ったと伝えられるのが「蓮如上人袈裟懸の松」。
「南無阿弥陀仏」と書かれた石碑があり、その裏側に。
あたしゃ↓写真がその松と思ったのですが、左写真の屋根付きの枠の中の切り株のようです。 |
蓮如上人碑 |
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袈裟懸の松(朽ち株) と案内板 |
袈裟懸の松 |
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世界連邦平和像 |
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『「世界連邦」とは、世界の人々が世界の恒久平和を築くために、人間として、地球市民として、国境を越えてお互いに連帯することによって誕生する、地球規模の問題を扱う民主的な政府(世界連邦政府)です。』提唱者のひとりには、ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士。
拙者も世界平和を願う一人ですが、お互いが相手の思想を受け入れる心がなければ難しいでしょうなぁ。 |
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残念石 |
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巳右衛門 |
「残念石とは・・・、なんだか嫌な予感がしてきたぞよ」 |
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巳子 |
「これは徳川秀忠により1620年から始まる大阪城修復の際に香川県小豆島、黒田長政(官兵衛の長男)の石切り場で残念ながら使われなくなった石でございます。小豆島の記念事業として、昭和56年に運ばれたものです。」 |
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巳好樹 |
「ゴロンと寝転がりたいでちゅ~」 |
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南外壕(南側外堀) と 一番櫓 |
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巳子 |
「あれに見えるは、一番櫓(いちばんやぐら)にござりまする。ここから東側に玉造口が、」 |
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玉造口 |
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巳子 |
「こちらが玉造口にござりまする。隊長ご用心を。」 |
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巳右衛門 |
「うむ。 案外、警備が手薄じゃの~。」 |
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巳好樹 |
「新聞折込広告で作った紙飛行機を配る怪しいおっちゃんがいたでチュ」 |
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大手門 (天守閣南西) |
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巳美 |
「そしてこちらが大手門(追手門)。左の櫓が千貫櫓にございます。
玉造口、大手門、どちらから攻めましょうか?」 |
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巳子 |
「先陣は、わたくしめがつとめます~~~る。」 |
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巳右衛門 |
「うわぁ~ 行っちゃった。巳子隊員は相変わらず気が早いでござるな」 |
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大手門正面 |
大手門 内側から |
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巳美 |
「重要文化財。寛永五年(1628)年創建、落雷による火災からも免れておりまする。」 |
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多聞櫓 見付石 |
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巳右衛門 |
「これが噂の松永弾正久秀の居城、大和多聞城を模した多聞櫓か。大手門を入った正面の見付石ともにすごい重厚感と迫力だ。」
「この見付石は加藤忠広(清正の息子)寄進の巨石だ。」 |
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千貫櫓(せんかんやぐら)には西の丸庭園から入り正面には加藤忠広の刻印『蛇の目紋』が確認できるということだ。
左写真は京阪奈ぶらり歴史散歩様より
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西の丸庭園 |
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巳右衛門 |
「加藤忠広の蛇の目紋が見れるのだったら入場料を払っても入るのに・・・。」
「予習不足。無念・・・。」
ドタッ |
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巳子 |
「隊長~~!!」 |
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天守閣から西の丸庭園 |
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巳右衛門 |
「あとは 頼んだぞ・・・。」 だらっ(力が抜ける音) |
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一同 |
「そんなぁ 隊長~~~。」
「こうなったら隊長のためにも この城を攻略するよ!!」 |
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桜門 |
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巳子(長女) |
「ここを抜ければ天守閣。 その前に内堀が・・・。」 |
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巳美(家内) |
「そうだ!淀殿と秀頼公に無理、難題をふっかけて埋めさせたらどうかしら。」 |
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巳好樹(長男) |
「それならば、桜門側は既に埋めさせておりまチュ。」 |
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巳美(家内) |
「さすが、隊長より気が利きますな。」
「とっ 油断しない!!」
「そこ!!」 |
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(念のため) 豊臣大阪城の内堀も徳川再建時の内堀も最初から空堀であった。 |
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パーン。 パ・パーン。
ダッダッダッ。
キン。バシュ |
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巳好樹(長男) |
「名将 、赤ぞろえの真田幸村(信繁)公を召し捕りまちた。!」 |
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巳美(家内) |
「こら~こら~~。」
「赤いシャツ着てるからって、一般客をいじらないの!」 |
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巳好樹 |
「モザイク掛けまちた!」 |
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巳美(家内) |
「そういう問題じゃありません。」 |
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巳子(長女) |
「ちなみに桜門も重文にござる」 |
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桜門(内側) |
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巳子(長女) |
「さて、正面には岡山藩主、池田忠雄寄進 『蛸石』 約130t 大阪城一の大きさにござります。」 |
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巳美(家内) |
「み・ 見事・・・。」「敵ながらあっぱれよ。」 |
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蛸石(桜門入って正面) |
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巳美(家内) |
「さー。 あれに見えるは大阪城天守閣
天下を取るのもあと少し。頑張るのよ!」 |
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巳子 |
「いた・たっ 痛~~い」
「石攻めにござる。」 |
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巳美(家内) |
「油断しない」 |
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巳子・巳好樹 |
「だって もう、お腹が減って 動けませ~~~ん。」 |
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巳美(家内) |
「何言ってるの、食べ放題が待っているんだから。水でも飲んで我慢しときなさい。」 |
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巳子・巳好樹 |
「は~~い。 (ToT) 」 |
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金明水井戸屋形(きんめいすいいどやかた) |
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巳子 |
「寛永3年(1626)の創建 小天守台の金明水井戸屋形。水面までの深さ33m。伝説によると、井戸水の毒気を抜くため黄金数枚を水に沈めたと言われておりましたな。」 |
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巳好樹 |
「真っ暗だし フタが閉まって飲めません。」 (ToT) |
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銀明水井戸水 |
これは?銅明水 |
銀明水井戸は井筒と敷石ごと本丸御殿下台所裏にあったモノを移築。
右写真が銅明水と呼ばれているかは不明。 |
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巳美(家内) |
「さ~ 水飲み放題よ~~ 」
「どんどん お飲み~」
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巳子・巳好樹 |
「うま~~~い。 美味すぎます。」
「こんな美味しい水! 桃泉水(とうせんすい)以来でござりまする。」
「なんて美味いんだ~~」 ( ;∀;)
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巳美(家内) |
「桃泉水って山梨県調査での話でしょ?」
(あれは富士山の湧水だけど・・・ これは水道水です。)
「よっぽど お腹が空いてたのね~~ (ToT) 」 |
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大阪城天守閣内 |
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巳美 |
「いよいよ 天守閣内よ。」
「気を引き締めて!」
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一同 |
「うお~~!!」
「や~~!」
「と~~~!」 |
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巳子 |
「パネル展示・レプリカ展示・兜の着付け体験などあるし」 |
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一同 |
「1階と8階(最上階)に お土産屋さんだよ~~。」 (ToT) |
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巳美(家内) |
「さすが 大阪ね。」
「でも良かった。隊長がいなくって。 売りこさんが隊長好みの美人だわ。」 |
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巳美(家内) |
「油断してるから ほらっ」
「ミニチュア夏の陣(5F) が攻めてきたわよ~」 |
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一同 |
「ふ~~~」
(^O^)!
「ここまで来れば安心だ」 |
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巳右衛門 |
「皆の者! よ~やった。 よ~やった。」 |
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巳子(長女) |
「隊長! よくご無事で 生きてたんですか。」 |
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巳右衛門 |
「ここにの。 顔出し看板があってずっと待ってたのじゃ。」 |
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巳美(家内) |
「まぁっ♥」
「みんなの大好きな顔出し看板があるじゃない♪」 |
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巳子(長女) |
「みんな!? って」
「隊長の命令でやってるだけんですが(強制的)・・・」 |
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巳右衛門 |
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「ま~ま~」
「堅いこと言わないの。 今日はワシもやってみようかの~」 |
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巳好樹(長男) |
「ここにも 顔出し看板があるでちゅよ」
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巳美(家内) |
「顔出し看板というよりも 蛇の目模様じゃない!?」
「そうよ。 ◎の同心円!!」
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巳右衛門 |
「まさしく 蛇の目模様!?」
「あっぱれじゃ!!」
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巳子(長女) |
「みんな!?」
「それは 大砲でござります!!」 |
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一同 |
「え”~~~!」 |
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巳子 |
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「1874(明治7)年から1924(大正13)年の間、正午の時報に鳴らされていた大砲、通称「お城のドン」にござります。」 |
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巳美・巳好樹・巳好樹 |
「それを早く言って~~~。」 (ToT) |
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ドカ~~~~ん |
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一同 |
「こんなん なっちゃった・・・。」 (ToT) |
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たこ焼きレンジャー
焼きすぎ・・・。 |
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