蛇の目ってなんぞや?!
 
へび調査隊記
関東へ!! 夏休み第三弾   『へび調査記』  (09年8月26日) 
 早くも夏休み終盤・・・。
巳子(長女)の大好きな ディズニーランドに Let's Go !!

 しかし、今回の上京の目的は それだけではありません。
 巳子(長女)がちびっ子チャンピオンや、子役の女優を見て「テレビに出たい。」「テレビに出たい。」というのです。
 「テレビに出るためには人より努力して、すごいなぁって思われるようにならないと 出れません。」と言うのですが どうも テレビに映るだけでも良いみたいで・・・。 
 そんじゃ てっとり早く?  行ってみましょう!! と

◎「ズームイン!!SUPER」(日本テレビ)
◎「スタジオパークからこんにちは」(NHK)
 に・・・・。
 
 私も子供の頃映りたがり屋だったので 気持ちは分かるよ~。と
 しょうもない 旅行計画を立てるのでした・・・・。
 
 
1日目
東京ディズニーランド
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/
知らない人もいないでしょうし
毎年のように行っていますのであえて説明は書きませんが、今年も開園から閉園まで め~~いっぱい遊ばせていただきました。

 さ~~明日はまず ズームインだよ!!早起きしてね!!









2日目
AM6:00 
巳右衛門 「お~~い!!」
「皆さん 起きてよ~~~。」
巳美(家内)
巳子(長女)
巳好樹(長男)
「ZZZ・・・・ZZ・・・・。」
「ZZZ・・・・ZZ・・・・。」
「ZZZ・・・・ZZ・・・・。」
巳右衛門 「お~~い! 準備しないと間に合わないよ~~~。」
巳子(長女)
巳好樹(長男)
巳美(家内)
「ZZZ・・・・ZZ・・・・。」
「ZZZ・・・・ZZ・・・・。」
「ZZZ・・・・・・・・ううん。 やっぱりパス。」
巳右衛門 「とほほ。 何のために 日本テレビとディズニーの中間点に宿泊したか判んないよ。」
「あたしゃ ディズニーに行く日だって運転でほとんど寝て無いん ・・・ で ・・・
 すけ・・ど・・・  ZZZ・・・・・。」
調査隊一同 「ZZZ・・・・ZZ・・・・。」

 あっけなく 「ズームイン!!SUPER」(日本テレビ) にチラッとでも映るという計画は失敗に終わった。 しかも、テレビに映りに行くからと 両親や知り合いに 「ビデオ撮っといて!!」とお願いしたのも 無駄な労力に、ご迷惑に終わったのは言うまでもない・・・。
 
 
アメヤ横丁
http://www.ameyoko.net/
テレビでもちょくちょく紹介される 通称アメ横。

 宿泊地に車を置いて電車で移動。上野駅から出たところにアメ横がありついつい立ち寄ってしまいました。
 ちょっと早い昼食もこちらでいただきました。


「あっ みやね屋!!」

 この”みやね屋”って お昼の情報番組YTVの”情報ライブ ミヤネヤ” で紹介されたことあるよね~~。 
  「ほんとだ~~。」とに巳美(家内)と話がはずむのでした。


”情報ライブ ミヤネヤ”http://www.ytv.co.jp/miyaneya/
”みやね屋”http://www.rincrew.co.jp/

”情報ライブ ミヤネヤ”ってなんか だら~~としょうも無いこと放送してるけどついつい見ちゃうんですよね。特にだら~~っと 岸部シロー氏と高田(順次)タクシー・・・。何なんだろ。





 
東京国立博物館http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00/processId=00

 来ました!! 東京国立博物館!!
わたくし 小学生の時に来ましたので二回目ですが・・・。 小学生時代は全然、歴史に興味がありませんでしたが 今回はわくわくです。 
所在 〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
電話:03-3822-1111(東京国立博物館 代表)
駐車場 有料
・ 上野駅自動車整理場 (上野駅公園口) TEL03-3841-0482 5:30~24:00
・ 上野公園第一 (上野駅公園口) TEL03-3821-0755 9:00~21:30
・ 上野公園第二(バス) (上野駅公園口) TEL03-3821-0755 9:00~21:30
・ 公共上野駅パーキングセンター TEL03-3833-8151 24時間
・ 京成上野駅駐車場(京成上野駅) TEL03-3834-5708 6:00~22:00
・ 上野中央通り地下駐車場 TEL03-5812-3695 24時間
入館料
一般 600円
大学生 400円
高校生以下・満70歳以上 無料
開館時間

9:30~17:00(入館は16:30まで)

休 館 日

月曜日(ただし月曜日が祝日または振替休日の場合は開館し、翌火曜日に休館)、年末年始(12月28日~1月1日)/その他 常設展以外に臨時休館日あり。

*上記案内は調査当時のものです。必ずオフィシャルサイトでご確認の上お伺いください。
 東京国立博物館は 主に本館・平成館・法隆寺宝物館・表慶館(アジアギャラリー)・黒田記念館・資料館などからなりますが、この日は表慶館(アジアギャラリー)が、耐震補強のため休館。法隆寺宝物館は隊員達がぐずり始め、あきらめることに・・・。 それでは 調査開始!! 

 
◎本館(日本ギャラリー)
 日本の美術、工芸、歴史資料の展示

上野公園から北に進んでいくと東京国立博物館に突き当たりますが、その正門から正面に見えるの建物が本館です。

  十二神将立像 巳神
十二神将立像 巳神

木造、彩色、鎌倉時代・12~13世紀
神奈川県横須賀市・曹源寺

へび いた~~~!!
 当HPの第2章三、信仰の中のへびでも紹介していますが、十二神将は薬師如来の脊属とされ、宮毘羅大将から毘羯羅大将まで各々名称が定められています。衆生を守護する神将として、奈良時代から作られたようですが、もともと 十二神将と十二支は関係無く、平安時代から関係付けられ始め、頭の上につけるようになり、平安中期には一般的なものになったようです。
 また十二支をいずれの神将に当てるかについては一定していないようです。

国宝 因達羅(いんだら)大将像(巳神) 興福寺
重要文化財 国(東京国立博物館保管)
宮城県指定文化財 有形文化財 彫刻(仙台市若林区)
川崎市重要歴史記念物 木造 十二神将立像 影向寺(宮前区)


本館と平成館はつながっていて、ここから平成館の展示物になります。

 なんとココにも ”蛇の目”が~~!!

素晴らしい!! 広い空間に周りの雰囲気を壊さず、さりげなく見学者の疲れを癒す椅子。しかもこういった形状なら中に外側に合計12人ほど座れてしまうのではないだろうか。

 「でも 巳子~~巳好樹~~ ドーナツじゃないよ!!」
(マウスを重ねると・・・)
LAMMHULTS MOBEL AB
SE-360 30 LAMMHULT スウェーデン製


  戦闘用馬装 蛇行状鉄器
戦闘用馬装 蛇行状鉄器

奈良県田原本町矢部出土
古墳時代・6世紀

どのようなものかお伺いしたところ 「馬の鞍に付属し先端に棒が刺さるような構造になっており、旗を挿した。」とのこと

図にすると 下のよう。
今回の調査での大きな発見は この馬具と次に掲載する埴輪にあるといってもいい。
 今まで古墳時代はあまりへびと関係が無いものと思っていました。
 古墳の装飾である、玄武に見る亀に絡みつくへび。思想の中でのへびという認識でした。

博物館注釈には
『紀元前1000年頃にイラン付近で開発された騎馬の技術は、急速にユーラシア大陸に拡がり、紀元前3世紀頃には馬の甲冑が工夫されました。馬冑はおそらく騎馬民族のスキタイ人から高句麗経由で朝鮮半島南部に伝わったもので、日本列島では2例知られています。』
 馬に付ける旗の装飾をわざわざへびにするなんて相当のへび民族であり金属製で2例しか出土して無い点からもかなり大きな軍隊、あるいは権力が大きな民族であったと思います。


埴輪 盛装の男子
埴輪 盛装の男子

群馬県藤岡市白石字滝出土
古墳時代・6世紀

この埴輪 埴輪と聞いてすぐに浮かんでくるような瞳とスタイル

「で・・。どこにへびが?」

「拡大して確認してみて~~」
ココ!!⇒
 学芸員のお姉さんも館内の担当者も埴輪の腰についている 「ぐにゃん」としたものが何なのか分からないそうです。
 しかし、へび調査隊長としてのわたくしの目には ”へび”と映りました。
この東京国立博物館にも複製の金印がありましたが、当HPニ、弥生時代のへびに掲載のように金印の(ちゅう)(印を持つ取っ手のひもを通す部分) と へびの模様なんかそっくりじゃないですか!!

 刀も腰についており他に腰につけそうなものといえば □食料 □拳銃 □薬 □楽器 □きび団子 □弓矢に用いる弦巻(蛇の目) といった推測ができると思います。(拳銃は無いか。)
 その中でも楽器の可能性が高いのでは無いでしょうか?当HP八、へびを表す楽器でも調べたようにヨーロッパではローマ帝国キリスト教・西方教会では軍楽隊が編成されへびを表す楽器が使用されてきました。
 日本の戦国時代でも法螺貝などを吹き威嚇したり、景気付けに音を吹き鳴らしたようです。 
おそらくこの古墳時代にもそういったことがあったのではないでしょうか? 上記戦闘用馬具のへびに見られるように また後日掲載予定の袋井市立浅羽郷土資料館の石ノ形古墳出土 ”蛇行鉄剣”といったように 古墳時代にもへび民族はいた。ということが推測できます。

埴輪 踊る人々
埼玉県熊谷市市野原出土
古墳時代・6世紀

こちらも国立博物館ですがやはり腰に何かぶら下げているようです。
埴輪 盛装の男子
群馬県太田市 四ツ塚古墳出土
古墳時代・6世紀

この子も へびらしきものをぶら下げています。


 多紐細文鏡
大阪府柏原市大県出土
弥生時代(前~中期)
前4~1世紀
奈良県御所市名柄出土
弥生時代(前~中期)
前4~1世紀
 多紐細文鏡

 鏡の”カガ”がへびにつながると言われていますが、その中でも呪術性を持つ多紐細文鏡はへび民族、呪術に重きを置いていた民族、あるいは蛇巫(へびふ)と深いつながりがあるのではないか?ということで、わたくしは鏡の中でも多紐細文鏡に注目してきました。
 国立博物館の見出しにも”朝鮮半島製の青銅器”と記されています。
 当HP 第7章 へびを表すもの 一節、鏡 参照


 
◎表慶館(アジアギャラリー)
 日本の美術、工芸、歴史資料の展示

東洋館の休館にともない「表慶館(アジアギャラリー)」として、東洋の彫刻・工芸・考古遺物を展示

金印 (模造)

現品=福岡県福岡市東区志賀島出土
現品=後漢・1世紀

(ちゅう)(ひもを通す取っ手の部分 が「へび」です。
ステキ!!

玉璧

中国
新石器時代・前3千年紀
玉製
龍文璧

中国
戦国~前漢時代・前4~前2世紀
玉製
環状玉器

中国
商時代・前13~前11世紀
玉製
 加藤清正公の家紋が”蛇の目”紋であり、清正公の絵図などの胴丸に玉璧のような物を掲げているのは以前調査したとおりです。(当HP蛇玉もなかまた蛇の目(貨幣)参照)
 ここから分かることは新石器時代と古い時代のものの表面には模様などが施されず、純粋にこの形だから意味がある。 この形が大事なんだ。ということです。
饕餮文(とうてつもんほう)

中国
商時代・前13~前11世紀
坂本キク氏寄贈
青銅製
へびが・・。

註:「は儀式に用いる酒や水を蓄える容器。饕餮とは胴部の中央に大きく表されている目を見開いた獣の顔の文様で、当時の人々があがめた神霊の一つと考えられる。蓋の中央に立つ柱の上には角をもつ蛇がとぐろを巻き圏足(けんそく)高台(こうだい))には鳥の文様がある。」
 蓋中央の上部に”角を持つへび”中国商の時代に場所に角を持ったへびはいないと思います。(③ へびの角(ツノ))参照
 ”?”そのものは中国の様式であるので、貢物や輸入品ではなく、エジプト文明あるいはそのあたりの民族が入ってきた証拠になると推測します。

 「一、古代中国のへび」 に編集。
バイラヴァ立像

インド・タミル・ナーデュ
チョーラ朝・12世紀~13世紀
(財)日印協会
花崗岩

フラッシュ禁止なので表情が分かりにくいかもしれませんが

腰に へびが・・・。
へびベルト?
 バイラヴァとは、インド ヒンドゥー教の3最高神の一柱 破壊を司るシヴァ神の別名。

◎シヴァに反対する仙人達がしむけた毒蛇を首に巻きつける姿で描かれることが多い。
◎ガンガー(へび神)降下の際 シヴァ神が体で受け止めたことに由来し、頭にもへびがとぐろを巻いている
◎乳海攪拌の折にマンダラ山を回す綱となった大蛇ヴァースキが苦しんで吐いた毒を飲み干し喉が青く描かれる。
 などといったように へびと密接にかかわっている神様です。
また、マハーカーラ(大いなる暗黒)とも呼ばれ、漢訳仏典では大黒天と意訳され日本神道の大国主の「大国」が「ダイコク」とも読める事から同一視され、七福神の1人と数えられる。

 「二、古代インドのへび」 に編集。
地母神像

シリア又はイラク
ウバイド期・前5千年期
土製

註:「農作物を育む豊かな大地は母性と多産にたとえられる。両生類・爬虫類に似た奇怪な面体と肥満(あるいは妊娠)した女性の姿は、この時代のメソポタミアの土偶の特徴。」

 明らかにへび神様!!
神像(しんぞう)

イラク
イシン・ラルサ時代・前2000年頃
土製

註:「角のついた冠を被っているので、神の像であることが分かる。角は野生の牡牛のものをかたどったとされる。手に持つ斧は、前2000年頃の青銅製闘斧の形式で、そこから制作年代が推定される。おそらく戦争の神であろう。」
 上記神像にはへびっぽい記述はありませんでした。
しかし頭に巻いてあるようなものの後はへびでは無いだろうか?と思ったので・・・。角度を変えて拡大写真
 確かにバビロニアの頃の高位の神には有角冠が載っている。円筒印象にもしばしば彫られているが、上記(左記)神像は間隔が下記に比べて明らかに違います。しかも太い。
 
 百歩譲って有角冠であったとしてもこの神像の顔は髭が生えているものの明らかに爬虫類顔である。
 へび顔である。と判断しました。
ハンムラビ法典
ハンムラビ大王
前1750
人面牡牛像
前2150
神像頭部 定礎 小像
前2150
 前2100年以降バビロニアに統治されるようになるが、それ以前とで検証する必要があるかもしれない。そもそも角が何重にもあるのはおかしい。 へびのとぐろであったものをバビロンの人が角というように変えたのではないだろうか? 
 わたくしの勝手な考え違いかもしれませんが斧の形で判断すれば前2000頃かもしれませんがへび顔と頭部がへびであったらの仮定でいくと前2100年より古くならないだろうかとも思ったりする。
 
 「あ~~~!! 東京国立博物館すっばらしい!!」
感動覚めやらぬ中 次の目的地へ・・・。

 普段 車移動がほとんどで200m先のスーパーにも車移動してしまう私たち。
都会の人は歩くことに慣れているかもしれませんが、郊外に住んでいると車社会で・・・。
 最近 ぶらっと道歩きの番組が多いですが そんな気分で歩いてみました。

途中 河童の石像や置物なんかがある町並みに・・・。
 「何でカッパなの~~」と巳美・巳子隊員。
わたくしも何でカッパなのか理解できずに歩いていると

肉巻きの看板が!! 「おっ東国原知事が宮崎の宣伝で紹介していた肉巻きか?」
と思ったのですが”山形牛”のようです。贅沢~~。
 歩きながら食べるはずが「まぁ~~座って水でも飲んで待ってな。」という感じで結局店内。
まだオ~プンして数ヶ月だそうですが「柊(ひいらぎ)」さんです。
 牛巻きおにぎり 大300円 小200円
 「山形牛を使っているから宮崎のモノに負けないよ!!」とご主人。
 宮崎の肉巻きを食べたことが無いので比べることはできませんがおいしかったです。

巳子はおかわりしていました。
 

それにしても なんだか河童の置物が目に付く・・・。 


 と 「河童橋の看板が!!」

 「なんだ 河童橋だからカッパなんだね。」
と 幾体かのカッパをみてやっと気付く。




 「気付くの遅すぎ!!」

 わたくしの頭の中はへび・ヘビ・蛇で 他の生物に対する受け入れ態勢が整っていませんでした。 
だって 次の目的地が
だって だって!!


 
 
蛇骨湯      なんだも~ん!!
http://www.jakotsuyu.co.jp/
ひょえ~~ 

へびの骨の 銭湯!?


って思うでしょ。
 湯はすべて地下水を使用し、温泉法第2条に適応する、「メタけい酸」及び「重炭酸そうだ」の天然温泉です。外観は、黒褐色澄明、微塩味無臭の通称「黒湯」と呼ばれる温泉です。

 東京の真ん中に温泉ですよ~~。 ステキ!!
所在 東京都台東区浅草1-11-11
TEL:03-3841-8645
入浴料
大 人(12才以上) 450円
小学生(6才以上12歳未満) 180円
乳幼児6歳未満 80円
その他 
◎手ぶらセット 150円
 タオル & カミソリ &リンスイン シャンプー & 石鹸 & ハブラシ & 手提げ袋
◎レンタルバスタオル
◎別途サウナ利用券 300円
営業時間

午後1時~午前0時 毎週火曜日定休

交通

営団地下鉄、田原町 3番出口より徒歩3分、都営浅草線、浅草 A1出口より5分。

*上記案内は調査当時のものです。必ずオフィシャルサイトでご確認の上お伺いください。
内部の改修工事の為21年9月29日(火)より12月初旬にかけて休止中。

 
◎銭湯内ご紹介 
 と言いたい所なのですが、ご利用客のご迷惑になるといけないので写真撮影は控えさせていただきました。
 こちら写真は蛇骨湯さんサイトからお借りいたしました。

ちょっとした滝も流れ 露天風呂になっている!!

蛇骨湯さんオフィシャルページに
バーチャル銭湯がありますので、詳しくはそちらを。
成分表

あまり店内をパチパチ撮るのも気が惹けましたのでせめて成分表を。

拡大しても見にくいかんなぁ。

 わたくし 実は銭湯といったもの初体験でして・・。温泉というのも子供の頃に両親と数回行った程度。最近でも8年ほど前に新婚旅行で、九州に行ったきりで 人前ですっぽんぽんになる経験がまるで無いんですよ。 
 関東に修行に出たときもお風呂付の部屋を用意頂いておりまして銭湯は初めて。なんだか恥ずかしい気持ちでした。
 「巳子も 嫌だ~~。」といって入湯券売機で嫌がるのでわたくしとまだ恥じらいの無い巳好樹隊員(1歳半)と体験してこようとしたのです。
 受付のお姉さんが「女湯の方は今、人少ないですよ。」という言葉にしぶしぶ 巳子も。
 いざ 全員参加!!

テレビ放送の動画がHP上にありますが

お湯の色をイラストで書くとこんな感じです。画面によって見え方も違うと思いますが、
 たらいに湯を入れると薄茶色に
”黒い湯華”も漂っているよ。
「お~~ まさに温泉じゃ!!」

湯船は泡風呂、電気風呂と2箇所に区切られていて、タイル張りのそちらに入ると巳好樹隊員が「あづびぃ~~。」
 おっちゃんが、「こっちは熱いから、小さい子にゃ露天風呂のほうがいいよ。」と、
「おっ? なんだか皆さんいい人ばかりじゃん。」
 実はネットで下調べしたら刺青を入れている人もいるような記述があったので、ちょびっとビクビクしていたんですよ。
 でもそういった人もいないし(そういった人もこういう場所ではいい人でしょうね。) 巳好樹隊員のような乳幼児連れのわたくしにも 周りの目は温かい。 
わたくしの体も芯から温まりました。

 待つこと十数分 「おいおい女性陣 遅く無いかい?」
 巳子隊員が嫌がっていたから早々に出てくるんじゃないかと思ったら 結構長湯じゃん。

 それからしばらくしてご機嫌の巳子隊員・巳美隊員が現れたのは言うまでも無い。
あんなに嫌がっていた巳子をこんなに喜ばせる蛇骨湯 恐るべし。
 
近くにお立ち寄りの際は是非とも伺いたい場所です。 ただ前評判どおり道が分かりにくかったので案内図は要チェックのこと。
 
オフィシャル 案内図
改装後変わるかもしれませんが
この看板の路地を入ったところです。





 
 
あさくさかんのん 浅草寺
http://www.senso-ji.jp/



 わたくし達半分ノープランでして、駅に向かおうと思っていたらなんだか来ちゃった。(龍神様が呼んだ?)

浅草寺といえば雷門ですよね。 でも わたくし「あさくさじ」と読んでいました。(巳美の指摘で知る。)
所在 〒111-0032
東京都台東区浅草2-3-1

TEL 03-3842-0181
参拝時間 24時間お参りは可能です。(拝観自由)
ただし、各諸堂は午前6時~(10月から3月は午前6時30分~)午後5時のみ扉が開かれます。
*上記案内は調査当時のものです。必ずオフィシャルサイトでご確認の上お伺いください。

 
「うわ~~大きな建物だね。」

でも改修中。
「わらじも でか~~~い。」

この門が雷門と思って、予想外に”ちょうちん”の小ささを感じてしまいました。
それでも やっぱりわたくし達 花より団子隊・・・。
名前が”あげまんじゅう”で皇太子妃雅子様の写真があっては 買わない訳がありません!!
みんなで 歩きながら食べて帰えりました。

この日はスーパーで買い物をして 妹が住んでいるアパート(宿泊)で焼肉を・・・。ほとんど隊長の行きたい場所中心の日程でした。






3日目
わたくしは皆さんがまだ寝ている間に 一人へび調査へ


 
蛇身弁財天 石像
所在 埼玉県富士見市諏訪
氷川神社境内・弁財天祠
*上記案内は調査当時のものです。必ずオフィシャルサイトでご確認の上お伺いください。
正面より お社 本殿でしょうか?

 早朝より一人はるばる訪れたのですが・・・。 いないじゃん!? へび神様・・・。
きっと本殿の中に祀られているのでしょう。
 本来なら
こちらの
 弁財天様にお目通りいただく予定でした。

そこで予習に利用させていただいた
『Time box of Miniature & Komainu』様(TOPページ)

『狛犬の杜☆別館』様の「神使の館」『蛇ヘビ』のページ
よりお借りいただくこととさせていただきました。
(許可10.4.27)

こちらのサイト様の「神使」像の対象として社殿内・拝殿内などにある像は対象としないとありますので本殿の中ではなさそうなのですが見つけることができませんでした。(涙・・)

 でもこの福田様のサイトすごいです。様々な動物が神使として
狛犬のように奉られているものを見ることができます。

さっ急いで帰って 調査隊に合流しなくては・・・。







 
お札と切手の博物館
http://www.npb.go.jp/ja/museum/access/index.html

所在 〒162-0845
東京都新宿区市谷本村町9-5 ( 地図 )
(TEL:03-3268-3271)
開館時間 9:30~16:30
休館日 月曜日(祝日・休日は開館し、翌日休館) 、年末年始
入館料 無料
*上記案内は調査当時のものです。必ずオフィシャルサイトでご確認の上お伺いください。

 この都会で駐車場無料で便利には便利なのですが・・・・。
7階建ての非常に大きな建物な割に、展示スペースは正味2階分。正直言ってホームページもしっかりしたものであっただけに期待の大きかった分 巳美(家内)は今まで見てきた博物館系の中でワースト○と嘆いていました。
 わたくしはマニアが見たら喜ぶんじゃないの?とホローを入れつつ見学時間は広報にあるように1時間。以内でしょう。 私どもより後に来た家族連れは15分くらいでお帰りになってしまった。
 それでもこの日はツアーのおば様方がぞろぞろ 観光バスで見学にこられ稼動はしているようです。
造幣局の隣に見学がてら展示してあれば充分。もっといいんですけどね。


 小学3年生の巳子にはちょっと早かったかな?今度はお札がジャンジャン刷られていく所を見に行こうね。




  
昼食はこちら!!
とうふ料理 二合目
東京都渋谷区神山町10-8 渋谷クレストンホテル 1F
電話番号 03-3465-0555

子連れで他のお客様のご迷惑にならないようにオープン同時に入店

日替り定食 1000円!!

品数も多くこれで1000円!?と超お値打ち料理。大豆が豆乳・湯葉としてグラタンやアイスといろいろな料理に存在感を発揮!!

大満足でした!!
完食!!
 




スタジオパークからこんにちは
http://www.nhk.or.jp/park/

入り口を入るとすぐに大画面に子供たちの姿が映し出されました。

「やった~~!! 巳子!!テレビに映っているよ。」
(全国放送じゃないけど・・・。)



 実は3日目の今日も朝から”ズームイン朝”に映ろうと首都高を走っていたんですよ。でも思ったより渋滞がひどく 日本テレビ方面はあきらめ、両親に”ズームイン”は録画不要と連絡し、『お札と切手の博物館』へと向かったのです。
 そして腹ごしらえをし、今夏旅行の大本命 スタジオパークへと乗り込むのでした!!

「TVに映るぞ~~!!」 「えい、えい、お~~~!!」

ゲストは”女優の田中麗奈さん”ですが・・・ なんと いつもより30分遅れのスタートで、オープニング恒例の入り口から収録スタジオまでの花道の登場が無しに!!
 軽快な”いきものがたり”の音楽に乗って拍手アンド握手?そしてカメラに向かってピース!!
という計画が 音を立てて崩れさった。

でも 真近でみる 田中麗奈さんも綺麗でしたが、武内陶子キャスター・稲塚貴一キャスターもガラス越しですが見れて良かったです。 巳子もテレビ放送がどのように行われたかいい勉強になったのではないでしょうか。

ドーモ君の 前で「ハイ!ピース!」

地価1階では 公開ラジオ放送も行われており、堀内孝雄さんの生歌を聴くこともできました。 歌の後は「ありがと~~う。」というキメ文句!!

いいですね~~。
 ”はめ込み合成映像”の体験もしてきました。

そのほかキャスター体験やいろいろな設備など、とっても楽しめる施設でした。

 実は先ほど昼食を摂った"二合目”に義弟が勤めておりまして、その後 妹夫婦とココで合流したのですよ。

 近くに勤めているものの始めて来たと喜んでおりました。

 そうそう 調査隊としての任務も忘れていませんよ!!
見てください 右写真!!

 『ためしてガッテン!!』のガッテン君の頭

  へびですよね~~~!!


「違うでしょ。」by巳美(家内)





 
感想

 今回の最大の目標であったテレビに映り込むという巳子の目的は残念ながら達成することができませんでした。 父親として子供の夢を叶えてあげることができず 非常に反省をしました。

 「この不甲斐無い 父親のことはあきらめて
 どうか 自力で努力してTVに出るような人物になっておくれ・・・・。」
 「すまなんだ~~。」 by友蔵

 しょうも無い親バカぶりが いつの間にか ちび丸子ちゃんの友蔵爺さん口調になってしまいました。

(いや~~思っていたより 難しいということに気付かされました。)

さて、今回のへび調査隊としての感想です。
まず東京国立博物館ですが、へび関係を多く見ることができました。
 特に古墳時代にもへび民族としての魂を感じることができた点
 シュメルの地母神を見ることができたことも感激でした。
そして何より展示物・収蔵品の多さ!そして一部展示物を除いて撮影OK!!という寛大ぶり。海外の有名博物館でも無料であったり撮影可能な博物館が多いですから。国の博物館だけにそういった対応は非常に嬉しいです。県立博物館ではたびたび撮影不許可な場所が多いものですから感激は大きいです。
 すべてではありませんが撮影不許可な博物館ほど建物の割に収蔵物が貧弱なところが多い傾向では?ハコに数百億かけてなぜ展示物の収蔵にある程度力を注いでいないのか疑問に思います。
 東京国立博物館 文句なしの五つ星でした。

次に 初体験の銭湯(温泉)『蛇骨湯』 いい湯でした。旅の疲れが一気に取れました。温泉に入った後駅に行こうと思っていたら あさくさ浅草寺の標識にぶっらっと寄り道したのですが湯冷めもしませんでしたよ。(夏だから?)


巳美隊員は、浅草寺・アメ横といった ゆっくり下町を歩くのが良かったみたいですね。蛇骨湯も喜んでいましたが。

巳子隊員はやっぱりデズニーでしょうか。 そうそう この広いデズニーで巳子の2年生の時の担任の先生ファミリーにお会いしたんですよ。毎年行っていますが初めて知り合いに会いました。


 スタジオパークの後は家内のご要望のデパ地下見学。渋谷「西武百貨店」へ、
夕食も済ませ 無事 関東旅行を楽しむことがができました。 お仕事を任せていました両親にも感謝でございます。
 
 お土産は NHKスタジオパークで購入した「大河ドラマ 天地人」の”きんつば”を。

 求肥の御餅入りでおいしかったですよ。

 
それでは本文への転載作業が残っていますので感想はこの辺で失礼します。
TVには映らなかったものの 今回の調査は大成功でした!!




おしまい

 
 
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