蛇の目ってなんぞや?!
 
へび調査隊記
 2011年08月30日
 この夏休みも2回目の巳美隊員(家内)母親孝行ということでその神奈川の孫達も一緒にお出かけをする事に。

本日のへび調査隊の行動
富士市 御胎内清宏園
富士宮市 富士花鳥園 道の駅「朝霧高原」
鎌倉市 高徳院(鎌倉大仏)
茅ヶ崎市 厳島神社
茅ヶ崎市 厳島神社
 
所在地

〒253-0044
神奈川県茅ケ崎市新栄町2ー10

お問い合わせ Tel:0467-85-4672
御祭神 厳島大神(イツクシマノオオカミ)
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たぎりびめのみこと)
湍津姫命(たきつひめのみこと)
 厳島大神とは、天照大御神と須佐之男命との誓約(うけひ)の際にお生まれになった五男三女の神々のうち、初めにお生まれになられた姫神様達の総称であり、須佐之男命の御子神となり、別称を宗像三柱の神ともいわれ、福岡県宗像神社(旧官幣大社)のご祭神となられ、安芸の宮島厳島神社(旧官幣中社)にも祀られました。
 次にお生まれになった男神様達は、天照大御神の御子神となられました。
 御神徳は全国に広く分社され、その数は9千社になるともいわれております。
御神徳 家内安全、身体壮健、交通安全、学業成就、商売繁盛、金運隆昌、技芸上達
御由緒  創立年代、創立社等不詳。開闢の当初郷民の守護身として奉祀せられたとの伝承されており、昭和初期まで現在の新栄町七番地内にて祀られておりましたが、その後に茅ケ崎駅前に遷し祀られました。
 現在地には、駅前広場拡張に伴い昭和二十三年に二基の鳥居と松の木一本、柳一本と共に奉遷せられました。
地図
大きな地図で見る
*上記案内は調査当時のものです。お出かけ前に電話等で確認の上お伺いください。
 


 
拝殿
 
拝殿・賽銭箱のミツウロコ       本殿     .
繁華な住宅街の中に近代的な拝殿。
柱が吹き抜けっぽい感じが、先日調査した
京都府京都市 大田神社 にちょっと似ているような・・。 
手水舎

こちらも近代的。
 

妙音弁財天 御末社
妙音弁財天
 弁天様という別称で古くから親しまれていた縁をもちて、八角の神池の中にその御神像昭和五十六年に祀り、琵琶持つお姿にちなみ妙音弁財天と名付けられ、音楽芸能の導きの御神として御神徳を広めております。
 
 青銅製
正面 八角の神池に龍神様
  

石神弁天社 御末社
石神弁天社
 当神社の沿革を担う社の一つで、茅ヶ崎市元町十四番五号の水澤氏の宅地内に祀られ、水沢家の手により守られておりましたが、昭和六十年に天皇陛下御在位六十年並びに茅ヶ崎駅の橋上駅舎竣工を記念して境内に奉還せられ、御神徳を広く分かつこととなりました。
 
 拝殿と妙音弁財天の間にひっそり?立っている弁天様




感想

 今回の調査はなんの予習もなしに、駅前のラーメン屋さんが流行っているとの義姉の勧めで、鎌倉の帰りに食べたのですが、コインパーキングのすぐ前に厳島神社があり、これは調査しとかねばと思いみんなでおまいりしたのです。
 ここの厳島神社は江ノ島に習っているのか、ミツウロコに琵琶を持つ妙音弁財天とわかりやすい形でした。

 でも私の興味心を駆り立てたのが『石神弁天社』社(やしろ)はなさそうなのですが、”へび”を手に持ったお姿は感動的でした。この弁天様の事をもっと知りたくて境内の社務所付近にいらっしゃった「宮司ではない。」とおっしゃっていましたが、関係者っぽい方にいろいろお伺いしました。「蛇みたいだよね。」と言いながら、詳しいことはわからないそうですが、水色の「厳島神社由緒」の書かれた紙をくださいました。
 ウキウキしながら帰ったのですが、よくよく見るとどうも膝のあたりに龍の顔のようなものが・・・・。しょぼ~~ん (´д`)

 なんだか”へび”か”龍”にまたがっているようです。うっかり裏側の写真を撮り忘れましたが、今度近くに行った時には裏も確認してきたいと思います。
 まぁ龍にまたがっていたとしても、これは”へび”から”龍”に習合された形式のもであり、水澤氏の宅地内に大事に祀られていた弁天様。苗字の示すように水と蛇を神様のようにお祀りしてきた証と言えるのではないでしょうか。

 この2日間、へび調査隊員のみんなは喜んでくれたようです。わたくしも魚啓さんの茶碗蒸しの器が”蛇の目”模様であったことと、”へび”を目にしていなかったからか、余計にこの弁天様が眩しく見え、 充足感にじわ~と包まれるのでした。
 

おしまい
 




 
 
前ページに戻る
「へび調査隊」目次



へびって?(ヘび民族のルーツの探求)

蛇の目って?(「蛇の目」の事を調べてるページ)

蛇の目ってなんぞや?!(ホームに戻る)