蛇の目ってなんぞや?!
 
へび調査隊記
 2011年01月14日
浜松市 松之浦神社
 http://www.hamamatsu-kagakukan.jp/
所在地 浜松市東区松小池町304-1
地区 中ノ町地区
御祭神

正勝吾勝勝速日天忍穂耳命

合祀 須佐之男命
倉穂魂命
猿田彦命

地図
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*上記案内は調査当時のものです。必ずオフィシャルサイトでご確認の上お伺いください。
 


 一見名前も聞いたことがない 何の変哲もなさそうな神社ではありますが、たまたまショッピングセンターからの帰りに渋滞を避け帰宅する途中にそれを見て思わず、目が飛び出しフロントガラスを破りそうになるほどであった・・・。
裏表のない注連縄
裏側
 どうだ~~~!! と言わんばかりの迫力
境内風景
御祭神 手水舎
    
阿吽の狛犬




感想

  見つけた当時 ネットで検索した時にはHPもなかったようですが、現在、浜松市のHPにちゃんと紹介までされていた。
大きな石鳥居に飾られている太い注連縄は、毎年10月の祭典前に町民の手で綯われ、祭典の朝、飾り付け奉納する。注連縄は鳥居の両方の柱と真ん中にできる結び目は表から見ても裏から見ても同じ形になって、裏表のない正直な心を表すものだと言われている。
 一般的な注連縄も 縄一本のところがほとんどなので、裏も表もなさそうなのだが・・・。
ここまで、亀甲的にがんじがらめにするのは何か意味がありそうです。

 私の勝手に推論・・・。
 ◎鳥居の縦の柱と横の棒をつなぐのに縄を使っていたものが「ええ~~い。いっそのこと1本で注連縄も飾っちゃおう。」 的な・・・。
 ◎神社は鳥居に対し西側に鎮座している。 鳥居の浦側(反対)から太陽が登ってくるのを拝むことができる。 
 ◎実は、縄をほどくと TV的に見せれないものがある。(ふざけていませんよ。そういったモノを堂々と祀っている神社もあるから。)
 ◎へび民族を縛り付ける 封印する意味がある・・・。或は、注連縄を盗まれないれないように頑丈に取り付けたか・・・。

 考えれば考えるほど 興味が沸いてきます。
御祭神の正勝吾勝勝速日天忍穂耳命(マサカツアカツカチハヤヒアメノオシホミミ)は『古事記』で表され、『日本書紀』では天忍穂耳命(アメノオシホミミ)として登場する。
 
出典 WIKI「アメノオシホホミ」(最終更新 2011年12月16日 (金) 10:39)

『古事記』では、アマテラスとスサノオとの誓約の際、スサノオがアマテラスの勾玉を譲り受けて生まれた五皇子の長男(『日本書紀』の一書では次男)で、勾玉の持ち主であるアマテラスの子としている。高木神の娘であるヨロヅハタトヨアキツシヒメとの間にアメノホアカリとニニギをもうけた。

葦原中国平定の際、天降って中つ国を治めるようアマテラスから命令されるが、下界は物騒だとして途中で引き返してしまう。タケミカヅチらによって大国主から国譲りがされ、再びオシホミミに降臨の命が下るが、オシホミミはその間に生まれた息子のニニギに行かせるようにと進言し、ニニギが天下ることとなった(天孫降臨)。

名前の「マサカツアカツ(正勝吾勝)」は「正しく勝った、私が勝った」の意、「カチハヤヒ(勝速日)」は「勝つこと日の昇るが如く速い」の意で、誓約の勝ち名乗りと考えられる「オシホ(忍穂)」は多くの稲穂の意で、稲穂の神であることを示す。 


天忍穂耳命(アメノオシホミミ)を祀る神社に富田八幡宮(島根県)、太郎坊宮(滋賀県東近江市)、英彦山神宮(福岡県田川郡添田町)、西寒多神社(大分県大分市)、木幡神社(京都府宇治市)、二宮神社(兵庫県神戸市)等があるが、同じような注連縄をしめる神社はないようである。

 全く不思議ではあるが、稲穂の神であることからも、わたくしは「太陽を拝むため」と考えたい。

 調査隊員のみんなもびっくりするほどの注連縄で、氏神様にまだ初詣していませんでしたが、今年初めての初詣となったのでした・・・。

  第七章 三、注連縄に転記することに。

 

おしまい





 
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